【理由①】効果的な広告活動が行われているか?
不動産購入が一番多い世代は、30歳代~40歳代になります。この世代のお客様に物件情報を届けるとなると、大前提がインターネットによる広告活動は欠かせません。まずはこれをしないと売れないマンションになってしまします。
チェック項目としては、
☑不動産ポータルサイト「SUUMO」「ホームズ」「アットホーム」にきちんと掲載されているか?
☑新聞折込チラシ・宅配チラシなどの紙媒体広告はしてくれているか?(古いと思われるかもしれませんが、意外と効果大)
☑掲載している写真の枚数が少なくないか?ポータルサイトは掲載枚数が限られていますが、だいたい15枚程度は掲載できます。写真が多い方が購入希望者の目に留まりやすくなり、内覧希望につながります。また、360°カメラなどでお部屋のバーチャル内覧ができるようになっているか?
☑キャッチコピーが適切な内容になっているか?あなたのマンションの良さがしっかり伝わる内容になっていないと、折角の良いお部屋も台無しです。
みさと不動産プラスはその他にも大手不動産仲介会社では、販売媒体として取り扱わないSNSを有効活用し、どんどん物件情報を発信していきます!若いお客様層には、これが一番効果が発揮されます!
Twitter・Facebook・YouTube・Instagram
広く、早く物件情報をお届けできるインターネットでの広告活動は大事。しかし、「不動産情報サイトにも、ホームページにも掲載してあるから大丈夫!」と油断しがちですが、大事な販売活動はそれだけではありません。油断していると「売れないマンション」になってしまいます。
【理由②】販売活動がきちんとされていますか?
売れない理由の意外な盲点・・・不動産会社の責任?
☑「囲い込み」が行われているかも?「囲い込み」とは仲介手数料を多く得たいがために、自社だけで物件を紹介し、他社経由のお客様には紹介しないことです。「囲い込み」で売却チャンスをつぶしているかも?
☑担当者の力不足?残念ながら不動産会社の担当者にはやる気がない人、新人で知識がない人ももちろんいます。大手不動産会社は特に異動が多いため、エリアのことが良くわかっていない人もいます。おかしな点がある場合、担当者変更をしたり、他の不動産会社へ変更したほうがいいかもしれません。
あなたのマンションがどんなに良いマンションでも、依頼した不動産会社・担当者に難があったら、売れるものも売れず、「売れないマンション」になってしまいます。
【理由③】マンション自体に難あり!?
ご自身のマンション自体が売りずらい要素がある場合もあります。
以下の3つに該当しているか、確認して販売価格を決める参考にしていただければと思います。
☑管理費等が異常に高いマンション
管理費や修繕積立金などが高額になる物件は、一般的に敬遠される傾向があります。高額の管理費等が継続的に必要となれば、将来的に支払えなくなるリスクがあるためです。
管理費等が高額で、今現在、なかなか売れなくて困っている方は、住宅ローン支払い+管理費等の合計が、近隣の売出し中のマンションと合計の支払いを比べてどのくらい違うのか一度調べてみてはいかがでしょうか?
☑管理が行き届いていないマンションは注意!お部屋自体は、きれいにお使いになられていたとしても、共用部分がきれいに掃除されていないと、購入者は敬遠します。ただこれは、共用部分の清掃を住民でなんとかできるものでもありません。
☑旧耐震基準のマンション(建築基準法の耐震の基準は、1981年6月に大きな改正が行われたことで、この時期を境に旧耐震・新耐震といわれています。)
・金融機関によっては取扱が不可・返済期間が短くなってしまうなど、住宅ローンが使いずらい。
・税金面の控除が利用できない(旧耐震というよりは築25年以内の物件)住宅ローン控除・贈与税の非課税制度・不動産取得税・登録免許税の軽減が利用できない。※例外もあり
・修繕積立金が高額になっている場合がある。
【理由④】売出し価格が適切ではない?
そもそも、売出し価格が高くないですか?
不動産会社のなかには「あえて、高値査定をし、売れないなら価格を下げていこう」と査定価格をわざと高く設定し、媒介契約を勝ち取ろうとする不動産会社が多くありますので注意しましょう!
売主様としても高く売れたほうがいので、根拠のない高額な査定価格でマンションが売却できると思ってしまい、「売れないマンション」になり、ほとんどのケースが値引きすることになります。
適切な価格を決めるためには以下の点に注意しましょう!
☑良い情報だけでなく、デメリットになることもきちんと伝えて、査定価格に正しく反映させてもらう。住んでいるからこその情報を積極的に伝えると意外にそこに、高額成約のヒントがあるかも!?
☑近隣物件の販売状況は自分でも調べておきましょう!根拠ない高値査定に振り回されることなくスムーズな売却が可能になります。
【理由⑤】値下げのタイミングは?
もちろん、どんなに適正な価格でも、絶対、購入希望者が見つかるとは限りません。
同マンションで競合物件が出ている、そもそも市場が活発ではない?などいろいろ理由はあります。では、値下げするタイミングはいつがいいのでしょうか?
☑市場が活発にばる時期に合わせる!需要が多い時期にあわせて値下げをすることです。
例年、不動産の成約件数が多いのは、
2月~3月:いわゆる転勤・入学に向けての購入
6月:経験上、6月はなぜか毎年成約が増えます。
9月~11月:年内入居を目指しているお客様
この月はすべて長期連休のあとの月になります。長期連休(GW・お盆・年末年始)の前に値下げに踏み切ることでチャンスが広がるか可能性があります。
☑問い合わせ状況、閲覧状況を見て決める!お問い合わせの件数や案内件数・閲覧状況など不動産会社に確認をしてみましょう。
売れてはいないがお問合せや案内が多い場合は、そのなかから具体的な価格交渉やお申込みまで進むこともあるはずです。
全く、お問合せや案内がない場合は、明らかに市場から価格がズレている可能性がありますので、 それがわかったタイミングで値下げをすることも考えなければなりません。
☑販売状況を全く連絡してこない不動産会社は変更することをおすすめします。担当者から価格変更のアドバイスがされず、あなたから打診している状況なら、その不動産会社を信頼できますか?