土地はそのままにしておいても、何も生み出せませんよね。
雑草などが生えるだけです。
それどころか、固定資産税を支払い、おかねを失う厄介な存在になります。
重要なのは、
土地を遊ばせておくのではなく、何かを生み出すために、
土地活用の方法を考えることです。
▼そのまま貸す
土地活用にはさまざまな方法がありますが、代表的なのは
土地を貸すことです。
最も単純なパターンで、何も手を加えず、そのままの状態でも
土地活用できます。
メリットは、借り手が手を入れてくれることです。
一方デメリットは、利用してもらうにあたって建物などを建てるので、長期間にわたって借地設定しなければなりません。
途中で用途を変更しようとしても、借地設定が邪魔してできないケースが出てきます。
▼建物を貸す
建物を建てて貸すのも基本的な方法です。
マンションや
アパートを建築し、不動産投資に活用します。
住んでいる人がいる限り、家賃収入が安定して入るので利益を得ることができます。
しかし、
土地の条件によっては空室率が高まり、大きなリスクとなることもあります。
▼駐車場
駐車場も
土地活用の有効な方法です。
非常にリスクの低い方法ですが、利益も高くありません。
メリットは、
土地に大きな設備を建てないことです。転用しやすいため他の方法よりも有利です。
最近では月極で貸すより、コインパーキングのほうが収益性は高いことが分かってきました。
▼トランクルーム
建物を建てない点では、トランクルームがあります。
場所が悪くてもできる方法で、トランクルームを置くだけで済むので、
土地活用として利用しやすいのは確かです。
その代わり、収益性はそこまで高くなりません。
▼まとめ
土地活用の方法はいろいろと生み出されてきました。
土地の状況によって、メリットも変わってきます。
どんな方法でも向き不向きがあるため、
土地の状況がどのようなものなのかも踏まえ、検討していくといいでしょう。